11/16-18 劇団ARGO第175回秋公演「半神」@記念講堂


劇団ARGOの秋公演、「半神」が開催されまいた。

今回は、人気も知名度も高い、野田秀樹原作の「半神」という作品が上演されました。

難しい作品だと思うのですが、劇団ARGOさん独自のアレンジも効いていてとてもいい公演でしたよ。見逃した人どんまいです。

さて、そんな演劇現場の舞台裏です。


 

記念講堂での演劇現場では、客席で照明と音響の操作をする場合がほとんどです。

演劇は、台本があるとはいえ、公演の度にそれぞれ変化があります。毎回微妙に違うのです。ARGOさんはアドリブも多いので特に、です。

そんな変化に即座に対応できるように近い場所で、直接劇を見ながら操作をします。

 

リハーサルより。客席に機材を置いているのがわかるでしょうか。

 


真っ赤ですね。

照明の演出で、そのシーンの印象は大きく変わります。

演出の方と何度も打ち合わせを重ねながら、微妙な色の違いや、明るさの程度など、細かく修正していきます。

正解があるわけでもないので、毎回試行錯誤です。

 


 

こちらは音響のいろいろを操作する機械です。

演劇では、BGMや効果音をたくさん使います。それらをこの機械で操作しています。

タイミングなど、覚えることがいっぱいなので、なにやらたくさんメモが書いてありますね。

 

現場をやっていると、メモがどんどんどんどん増えていく……頭がパンク寸前です。


 

役者と、音響担当と、照明担当とが息を合わせなければ演劇の公演は絶対に成立しません。そこが難しかったり、面白かったりといった感じです。

ARGOさんは、デンビに協力的に接してくれるので、とてもありがたいです。年に何度も一緒に現場をする団体はそう多くはないので、これからも仲良くしていけたらと思います。

劇団ARGOさんは、定期的に公演をしています。全く雰囲気の違った作品がたのしめます。笑わされたり、泣かされたり、だから毎回見に行っても全く飽きない。おすすめですので是非。