12/11 ギタークラブウィンターコンサート@記念講堂
ギタークラブさんによるウィンターコンサートが開催されました。
ライブ現場などで、激しくかっこいいエレキギターの音はよく聞きますが、静かな感じのギターの演奏はなかなかないものです。また違ったかっこよさがあるなと思います。
広い講堂のなかでギターの音を響かせるためには工夫が必要です。
まずは反響版です。
音を反響させることで、より遠くまで音を届けることが出来ます。この反響版も客席からきれいに見えるように照明を当てます。
こちらはその作業中の写真。白くきれいに見える場所と、暗くなってしまっている場所のムラがまだ目立ちますね。これが均一になるように調整します。
もうひとつは、マイクです。
基本的には生音(楽器のそのままの音)での演奏なのですが、音量が足りないので、サポート役として使います。
エレキギターであれば、アンプを通して音を大きくできるので心配ないのですが、そういうことが出来ないのです。
マイクから拾った音を、スピーカーから出します。
そんなマイクを操作してくれているのが、ミキサー室の音響部員です。
なんで手を挙げているのかは謎です。
デンビのライブ現場といえば、バンド演奏など大音量で激しめな感じのものが多いのですが、たまには静かで落ち着いた演奏もいいものです。
クラシックばかりでは眠くなってしまうという人でも大丈夫。「あ、これ知ってる」と思えるような曲も出てくるので楽しめると思いますよ。
記念講堂以外でも公演をされているようなので、そちらにもぜひ行ってみてください。